【あいちトリエンナーレ地域展開事業】「喜楽亭」の展示に心惹かれた話
豊田市のまちなかで【あいちトリエンナーレ地域展開事業】「 Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」が開催されています。
Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田
会期:2019年1月19日~2月11日
会場:喜楽亭、旧愛知銀行豊田支店、豊田市駅下空店舗、豊田参合館、西町会館、豊田市役所、とよた大衆芸術センター[TPAC]
▼出展作家リスト
荒木優光、小栗沙弥子、小島久弥、コタケマン、津田道子、徳重道朗、鳥巣貴美子、松田るみ、Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)+ Recasting Club
「Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」
現代美術地域展開事業アーカイブ
順番に見て周って特に個人的に心惹かれたのが、「喜楽亭」にて展示されていた小栗沙弥子さんと小島久弥さんの作品。せっかくなのでご紹介します。
喜楽亭
展示の様子
1階:小栗沙弥子さんの展示
喜楽亭に入った瞬間、あたり一面に銀紙などが散りばめられた光景の美しさに惹き込まれました。
この銀紙などは、元は「商品タグ、不用な銀・金紙(ガムの包み紙、飴の包み紙など)」だそうです。
窓ガラスにも展示されています。
2階:小島久弥さんの展示
タイトルは水害の多かった昨年(2018年)の記憶とのこと。
映像で見るよりも、ある意味、水害の悲惨さを感じました。
暗い空間に作品が展示されることにより、没入感があります。
静寂で美しい「死後の世界」のようでした。
まとめ
あいちトリエンナーレ地域展開事業「 Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」にて「喜楽亭」で展示されていた「小栗沙弥子さん」と「小島久弥さん」の作品を紹介した記事でした。
お二人とも喜楽亭の空間と見事に調和していたのが印象的でした。
また、写真を撮り損ねたので記事化しませんでしたが、「旧愛知銀行豊田支店銀行」にて展示されていた「徳重道朗さん」の作品も非常に印象に残っています。
暗闇の中をペンライトで照らしながらみる形式で、風刺が効いていておもしろい鑑賞体験ができました。