【刈谷市美術館】生誕100周年記念「中原淳一展」へ行ってきました
駅でポスターを見かけ、心惹かれ、
刈谷市美術館にて開催の「中原淳一展」へ行ってきました!
生誕100周年記念「中原淳一展」
会場:刈谷市美術館 全館
会期:2013-09-14~2013-11-03
刈谷市美術館
「リボン」を身につけていくと割引になる「リボン割引」というものがあり、リボンモチーフのアクセサリーをつけて行ってきました。
中原淳一展
可憐な少女像、清新なファッションやライフスタイルの提案などで戦前・戦後の女性たちに絶大な支持を受けた中原淳一(1913年から1983年)。弱冠19歳にして雑誌『少女の友』で挿絵画家としてデビューし、大きな瞳の可憐な少女像で一躍人気作家となりました。
戦後は、『それいゆ』『ひまわり』といった雑誌を創刊し、編集者としてだけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、ヘアメイクアーティスト、インテリアデザイナー、作詞家などとしても多彩な才能を発揮しました。中原の作り出す誌面には、季節ごとの装いのアドバイスはもちろん、ちょっとした工夫で豊かに暮らすアイデアや、国内外の文化芸術の紹介などが詰め込まれており、戦後の混乱した時代に宝石のような輝きを放ち、女性たちの熱狂的な支持を得ました。
外見だけでなく内面を磨いてこそ、女性らしく、人らしく生きることができる、真の意味での「美しく生きる」という中原からのメッセージは、今なお色褪せず私たちの心に響きます。
刈谷市美術館
雑誌編集からイラストレーター、ファッションデザイナー、ヘアメイクアーティスト、インテリアデザイナー、作詞家など何でも出来すぎるというか、残された膨大な作品を見ていると働きすぎなんじゃないかと心配になりました。
中原さん提案「少女の部屋」
畳が主流の当時、和洋折衷でかわいくて再現性のある「少女の部屋」の提案が素晴らしかったです。刈谷市美術館にもこのような「少女の部屋」の展示がありました↓
白を基調としたインテリアが素敵で私もやってみたくなりました。そう、中原さんって、少女や女性が見てわくわくしながら実際にやってみたくなるような提案をされますね。
ファッションデザイナー・丸山敬太さんによる「シンデレラのドレス」の再現
写真じゃ伝わらないくらい、
キラキラしててすっごくきれいで素敵でした!
生誕100周年記念 中原淳一展
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/kakoten/1001237.html
まとめ
刈谷市美術館にて開催の「中原淳一展」へ行ってきた記事でした。刈谷市美術館には以前、内藤ルネさんや宇野亜喜良さんの展示も見に行ったことがあり、毎回クオリティが高いなぁと感心しました。
私が中原淳一さんを知ったのは、母が読んでいた本や
美輪明宏さんの書籍の影響でした。
中原さんはたくさん名言を残されているのですが、特に印象に残った言葉↓
こんな本はくだらないと言はれるかも知れない。
ソレイユ第1号 編集後記より
お腹の空いてゐる犬に薔薇の花が何も食欲をそゝらない様に。
然し私達は人間である!!
窓辺に一輪の花を飾る様な心で、 この「ソレイユ」を見ていたゞきたい。